『10代のための人間学』書籍の紹介:「国民教育の父」森 信三[もりのぶぞう] (明治29年~平成4年)「立志の書」・「自立の書」として中高生に向けてやさしく説いた書です。生き方の指南書です。10代の学びが人生の土台をつくります。早くから人生の態度を確立することの必要さ・大切さが説かれています。 筆者は冒頭で次のような内容を掲げています。「人生2度なし。」というメッセージです。私たちの人生が二度と再び繰り返し...
『青年の大成』書籍紹介:著者 安岡 正篤[やすおか まさひろ](明治31年~昭和58年)陽明学者・思想家・教育者。多くの政治家や財界人の精神的指導者、御意見番として知られている人物。安岡を師と仰いだ政治家に「吉田 茂」「池田 勇人」などが挙げられる。 現代は、新聞や雑誌でも取り上げられているように、人間疎外・自己疎外の時代だと言われている。外物ばかり取り上げて自分というものを省みない。外へばかり...
『リーダーになる人に知ってほしいこと』松下幸之助 本書は、松下電器産業(現パナソニック)を創業した松下幸之助が、次世代リーダー育成のために創設した「松下政経塾」での種々の講話を編集した講話集である。当初は塾生向けの教材として企画されたが、塾生を超えたリーダー及び候補者によって愛読されている。「成功するために知っておいてほしいこと」と「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」の2部で構成さ...
『リーダーシップ論』コッター著 昨今、日本の経済界のみならず、政治・社会全体で「リーダー人材」や「リーダーシップの発揮」が求められている。しかし、「リーダー」や「リーダーシップ」とは何か、人によって意見が異なる。現在、ハーバードビジネススクールの名誉教授であるジョン・コッター教授は30年間にわたるリーダー研究を基にリーダーシップの本質を同書で明らかにしている。現在の組織の大半は、「あるべきリ...
『アドラー流子育て』 書籍紹介:アルフレッド・アドラー(1870年~1937年) オーストリア出身の精神科医・心理学者 フロイト、ユングと並んで個人心理学理論や 心理療法を確立。 「自己啓発の父」と言われている。 アドラー心理学は、「勇気づけ」という技法がベースになっている。勇気づけとは、一言で言うと「困難を克服する活力を与えること」である。勇気づけが習慣化すると、「ここを...