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『人を動かす』

 

書籍の紹介:著者 デール・カーネギー。アメリカ ミズーリ州生まれ。

      (1888年~1955年)作家、教師、実業家、自己啓発作家。

      カーネギーの本は日本国内で430万部、世界で1500万部出ている。

 

この本は、「人間関係の原則」について述べている。人間関係や悩みへの対処法についての自己啓発書。今回は「人を動かす3原則」と「人に好かれる6原則」の以上2つのテーマについて見ていく。

「人を動かす3原則」とは、

人を批判したくなった時

     ↓  

人を動かす原則1. 批判も非難もしない。苦情も言わない。

      ・辛辣な批判はしない。相手を論破しても何も得ることはない。

      ・人は感情の生き物であり、偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって

行動するということを心得ておかなくてはならない。

      ・反論する時は一呼吸おいてちょっと待つ。

      ・人の悪口は決して言わず、長所をほめること。

      ・怒りはなるべく顔に出さないよう普段から練習する。

      ・あら探しより、良いところを見つける。

      ・相手を理解するよう努める。

                                   

          人に重要感を持たせる。

               ↓

人を動かす原則2. 率直で誠実な評価を与える。

      ・自分が重要な存在であると認めてもらいたい欲求は人間にとって

根源的なもの。

・人を認めて重要感を持たせてあげることは、結局、自分自身を認

 めてもらうことにつながる。(=情けは人のためならず)

       ・人の優れたところを認めてほめる。人の長所を見つけ、真価を認

める。

                                    

           人の立場に身を置く

               ↓

人を動かす原則3  強い欲求を起こさせる。

・相手の需要から出発する。相手が望むことを考えて話す。

       ・相手の利益を考えて交渉する。人が「何を望んでいる」のか、

「欲しがっているのか」を考えて、それに応じる。

 

『人に好かれる6つの原則』

 

人に好かれる原則1. 相手に誠実な関心を寄せる。

     ・相手の関心を引こうとするより相手に純粋な関心を寄せる。

     ・こちらが心からの関心を相手に示す。

      人は、自分に関心を寄せてくれる人に関心を寄せる。

     ・相手は必ず、名前で呼ぶ。共感を持って関わる。

 

人に好かれる原則2. 笑顔で接する。

     ・体を動かすと心も柔らかくなり、自然と笑顔が出て明るい声と表情

になる。

     ・いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべること。

 

人に好かれる原則3. 名前を覚える。

     ・名前はその人の一番重要なアイデンティティである。

     ・名前を覚えてくれた人にはロイヤリティ(忠誠心)を感じてその人に

      尽くそうとする。

 

人に好かれる原則4. 聞き手にまわる。

     ・人の話を面白そうに聞くことが大切。

     ・相手の話に耳を傾けることが大切。

      人は話し上手より聞き上手の人を好くようになる。

      人は、自分の話に心を奪われた聞き手に惑わされる。

 

人に好かれる原則5. 関心のありかを見抜く。

     ・雑談のなかで、相手の関心ごとを聞きだす。

     ・「相手が何に関心を持っていて、どんな話題を喜ぶか」、それを見つ

      け出せると相手から好かれるようになる。

 

人に好かれる原則6. 心からほめる。

     ・人と話をする時は、その人自身のことを話題にする。

     ・自己中心ではなく、他者中心で生きる。(相手に重要感を持たせる。)